8月4日(木)札幌駅前ビジネススペースにて会場+オンラインで100名程の皆様が参加して第22回産学官CIM・GISセミナーが開催された。
全体テーマは「3次元計測技術の最新動向と建設・土木分野(特にBIM/CIM)への応用展開について」で講演1として産学官CIM・GIS研究会副会長の北海道大学大学院情報科学研究院の金井理教授は写真計測で配筋構造を3次元化する際のカメラの撮影手法について複数のパターンを比較し、アクションカムでの動画撮影がバランスが良く最適と発表された。
講演2のアジア航測の新名恭仁氏は、2021年に同社がi-Construction大賞を受賞した荒川下流の航空レーザー測量を用いた都市モデル作成の事例を紹介した。
また講演3では、ダットジャパンの小川一人氏が、不必要なものを自動で間引くダンシャリ君(仮称)の研究開発事例を紹介した。写真測量の最新動向と土木分野への応用事例の研究発表の場となった。
(撮影と文章:産学官CIM・GIS研究会 事務局長 藤原達也)