わが国の農家戸数は一貫して減少し、毎年4~5%の減少が続いています。また基幹的農業従事者の平均年齢は65.8歳(2,010年)で、労働力不足は深刻な状況にあります。日本農業の持続的な発展のためには、農業経営の経済的な採算性に適合するようなロボット化も含めた超省力技術の開発が不可欠です。そこで、この度農機の自動走行をはじめとした「農作業の自動化」、環境や生育状況を把握することで農業の効率化を図る「リモートセンシング」、生産物の流れを管理するため情報化(IT)を最大限利用した農業のスマート化を推進されている北海道大学大学院農学研究院教授の野口伸氏をお迎えして、下記の要領でスマートアグリ推進セミナーを企画致しました。また道内における精密農業の取り組みと最新技術動向に関しては㈱岩崎精密農業チームの金子和真氏に事例の紹介をいただきます。
近年,レーザスキャナやモバイルマッピングシステム,写真測量技術の進歩により,屋内外の大規模な環境を高速・高密度に3次元測定し,
現物形状を反映したas-built型3次元モデルを構築する技術が,土木,建築,設備管理,測量,FA,造船等の分野で注目されています.しかし,高精度で効率的なデータ測定方法,大規模データの効率的ハンドリング,物体認識,CADデータ化などには,解決すべき技術課題が多数残されています.本講演会では,3次元環境の計測・認識・モデル化の先端的技術やデータの活用事例,計測データ処理技術の現状に関する紹介を2日間にわたり集中的に頂くことで,本技術の実務への導入促進や新たな利活用に有益な情報をご提供します。
国土交通省が推進しているCIMは、平成24年度から試行業務、平成25年度から試行
工事が行われ、導入の効果や課題が明確になりつつあります。そして、平成27年
度は、平成28年度のCIM導入ガイドラインの策定に向けての課題整理を行う年度と
なっています。CIMを成功させるためには、多くの技術者にCIMを理解して頂く必要
があり、平成25年度、平成26年度に全国10か所で講演会を実施し、平成25年度は
1,049名、平成26年度は1,140名の参加者に対し情報発信いたしました。
それらの経験を踏まえて、今年度も「CIM講演会2015」が企画されました。
記
日時:2015年8月25日(火) 13時00分~17時00分
受付開始・会場時間 12時30分
場所:北農健保会館
〒060-0004 北海道札幌市中央区北4条西7丁目1番4
アクセス(http://www.hokunoukenpo.or.jp/kaikan/access.html)
プログラム:
プログラム
参加費:無料
定員:208名(先着順)
申込先:土木学会ホームページよりお申し込みください。
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
CUG北海道分会 2015年 第2回 (ハンズオン)
日時 : 8月26日(水) 10:00~17:00
会場 : 株式会社 岩崎 5F大会議室
札幌市中央区北4条東2丁目1番 岩崎ビル
定員 : 20名
開催概要: (一社)Civilユーザー会活動概要報告とCIMに関する最新動向についての講演、
CIM関連技術最新情報・新機能を中心としたハンズオン講習を行います。
1.UAVおよび3Dスキャナ活用に関する座学(CUG会員優先) (10:00~12:00)
・ 株式会社 岩崎
点群データと最新技術その活用と可能性
2.講演 (一社)Civilユーザー会活動概要およびCIM最新動向 (13:15~14:15)
・ Civilユーザー会代表理事 藤澤 泰雄
(八千代エンジニアリング株式会社)
3.ハンズオン講習等(CUG会員優先) (14:30~17:00)
・オートデスク株式会社 福地 良彦
1)INFRASTRACTURE DESIGN SUITE 2016の新機能紹介
2)Photo on Recap 360の紹介とCivil3Dによる土量算出
・ 株式会社大塚商会 荘司 真弓
3)InfraWorks360ハンズオン
・オートデスク株式会社
3)製品情報、今後の予定等
記
■日時:平成27年9月29日(火)13:10~15:50
■会場:かでる2・7 1060会議室 札幌市中央区北2条西7丁目 TEL 011(204)5100
■【プログラム】
13:15~14:45
基調講演「国内外のCIM最新事例とCIM導入費用対効果研究成果の紹介」
米国オートデスク アジア太平洋地区土木事業開発統括部長 福地 良彦氏
14:45~15:15
講演2「橋梁CADデータ標準IFC-Bridge規格をめぐる国内外の動向」
北海道大学大学院情報科学研究科准教授 田中 文基氏
15:15~15:45
講演3「北海道開発局におけるCIMの取り組み」
北海道開発局事業振興部 技術管理課 技術開発係長 齋藤 正典氏
■参加費:一般 3,000円、主催・共催団体会員、官公庁 2,000円
参加費振込先:北洋銀行北7条支店 (普)4034121 産学官CIM・GIS研究会 宛
今年度も10/23-10/24にGIS Day in 北海道が開催されます。
第11回を迎える今年は「GIS・リモートセンシングデータの現在と未来」をテーマとして
講演会、講習会、展示会、セミナー等を開催します。
皆様の参加をお待ちしております。
1976年と2013年の札幌市の航空写真を見ながら、40年前と今の
札幌の変遷を地図と航空写真で比較するパネル展です。札幌駅の
すぐそばの紀伊國屋で開催します。無料ですので、是非ご参加下
さい。
GISDAY in はこだて2016では、1日目の2月5日にはGISとCIM最新動向セミナーでは、齋藤先生に北極域研究センターの活動の紹介をいただくとともに、国土地理院の小野氏やCUG北海道分会長の雫石氏をメインの講師として、企業展示やプレゼンテーションも企画し、2日目の2月6日のArcGIS初級講習会では、初めてArcGISに触れる方も含めて、初級講習を函館測量設計業協会等の地元の企業、大学関係者、学生にも広く参加を呼びかけ開催する。
「第7回産学官CIMGISセミナー」
~社会インフラのスマート・エイジングに向けて~
記
■日時:平成28年3月14日(月)13:10~15:50
■会場:かでる2・7 1060会議室 札幌市中央区北2条西7丁目 TEL 011(204)5100
■【プログラム】
13:10 開会
13:15~14:05 基調講演「路面プロファイリングとVR技術を活用した路面評価」
北見工業大学社会連携推進センター長・教授 川村 彰氏
14:05~14:35 講演2「道内の社会インフラ維持管理におけるCIM/GIS活用への期待」
北海道大学公共政策大学院 教授 高松 泰氏
14:35~15:20 講演3「社会インフラの効率的な維持管理の実現」
~道路の簡易点検から始める長寿命化~
株式会社富士通交通・道路データサービス 代表取締役社長 島田 孝司氏
15:20~15:50 講演4「積雪寒冷地の舗装と調査技術」
ニチレキ株式会社北海道支店 次長 黒川 卓郎氏
■参加費:一般 3,000円、主催・共催団体会員、官公庁 2,000円
■参加費振込先:北洋銀行 北7条支店 (普)4034121 産学官CIM・GIS研究会
■主催:産学官CIM・GIS研究会
■共催:北海道産学官研究フォーラム/北海道GIS・GPS研究会、Digital北海道研究会
■後援依頼先:一般社団法人建設コンサルタンツ協会北海道支部、公益社団法人土木学会北海道支部
一般社団法人北海道建設業協会、一般社団法人北海道測量設計業協会、
一般社団法人日本写真測量学会北海道支部
■連絡先:産学官CIM・GIS研究会(担当 藤原)
〒060-0807 札幌市北区北7条西5丁目6-1 ストークマンション札幌507号室
【セミナー】 13:15 – 15:05
時間 内容
13:15 – 13:20
主催者挨拶
13:20 – 13:25
来賓ご挨拶
13:25 – 14:15
基調講演1
オープンデータの現状と今後
東京大学大学院情報学環・教授 越塚 登 氏
14:15 – 15:05
基調講演2
国土地理院のオープンデータに関する取組
国土地理院参事官 村上 広史 氏
【休憩・コーヒーブレイク】 15:05 – 15:15
【パネルディスカッション】 15:15 – 16:05
パネリスト
越塚 登 氏 (東京大学大学院情報学環教授・VLED 理事)
村上 広史 氏 (国土交通省国土地理院参事官)
伊藤 博之 氏 (クリプトン・フューチャー・メディア(株) 代表取締役)
金子 正美氏(酪農学園大学環境共生学類・環境GIS研究室 教授)
モデレータ
橋本 雄一 氏(北海道大学大学院文学研究科教授・NPO法人Digital 北海道研究会理事長)
【GIS大賞 表彰式】 16:10 – 16:30