大規模環境の3次元計測と認識・モデル化技術 集中講演会
大規模環境の3次元計測と認識・モデル化技術 講演会
(公益社団法人精密工学会 大規模環境の3次元計測と認識・モデル化技術専門委員会 第35回定例研究会)
趣旨:現在,レーザスキャニング,写真測量やSfM,移動計測技術の進歩により,屋内外の大規模な環境を高速・高密度に3次元測定し,現物形状を反映したas-built 型3 次元モデルを構築する技術が,プラント,土木,建築,測量,林業,造船,文化財等の分野で利用されています.本講演会では,3 次元環境の計測・認識・モデル化の先端的技術,データ活用事例ならびに学会の動向等に関する紹介を頂くことで,本技術の実務への導入促進や新たな利活用に有益な情報をご提供します.
日時:
【1日目】 8/8(木) 13:30-17:00
【2日目】 8/9(金) 9:20-12:15
場所:
北海道大学 情報科学研究院棟 A21教室
(札幌市北区北14条西9丁目)
参加費:
・共催/協賛/後援団体会員: 無料
・一般: 1,000 円(資料代)
共催:精密工学会 大規模環境の3次元計測と認識・モデル化技術専門委員会,日本写真測量学会北海道支部
協賛:精密工学会北海道支部,計測自動制御学会北海道支部, 産学官CIM・GIS研究会
後援:一般社団法人北海道産学官研究フォーラム,特定非営利活動法人Digital北海道研究会,北海道ドローン協会,
一般社団法人建設コンサルタンツ協会北海道支部,土木学会北海道支部
参加申込:
申込用紙を http://srm3d.jspe.or.jp/dl/190808a.docx からダウンロードして必要事項を記入の上,8/5(月)までに下記までメールでお申込み下さい.
申込先:専門委員会事務局 玉澤
jimukyoku@srm3d.jspe.or.jp
CPD: 本講演会は,一般社団法人建設コンサルタンツ協会,ならびに,公益社団法人日本測量協会の継続教育(CPD)プログラム登録講習です.
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講演会プログラム
【第1日目】8/8(木) 13:30-17:00
13:30-13:35 専門委員会活動報告・連絡事項
(1) 13:35-14:15 【講演1】
「高機動小型無人航空機の設計と開発」北海道大学 近野 敦 氏
近年,大規模環境の3次元計測と認識・モデル化技術に無人航空機(ドローン)の利用が期待されている.無人航空機は,固定翼機(飛行機型),回転翼機 (ヘリコプター型),軽航空機(飛行船型)に大別できる.本講演では,飛行機のように飛びながら空中停止(ホバリング)を可能とする固定翼機と回転翼機のハイブリッド機,および回転翼機にローターチルトの自由度を加えて空中での6自由度飛行を可能としたクワッドチルトローター機の設計と開発について紹介する.
(2) 14:15-14:55 【講演2】
「UAVレーザを用いた河川堤防法面の草本植生の三次元構造解析」
東京大学 三浦 直子 氏
河川堤防法面の草本植生がどこにどのくらい生育しているかといった情報は、堤防の視認性を確保し、適正な植生管理を行う上で重要である。本講演では、UAVレーザを用いて草本植生の三次元構造を解析する手法について紹介する。
(3) 15:10-15:50 【講演3】
「プラント改修向けas-builtモデル構築のための地上型レーザ
スキャナの最適配置計画」新菱冷熱工業株式会社 脇坂 英佑 氏
効率的なスキャナ計測のための配置計画には熟練を要する.本講演では,プラント設備の3次元モデルを事前知識として用い,精度よくかつ効率的に計測可能な地上型レーザスキャナの最適な配置を導出する手法について紹介する.
(4) 15:50-16:30 【講演4】
「UAVのレーザ計測及び橋点検技術の現状と今後の可能性」
ルーチェサーチ株式会社 渡辺 豊 氏
近年脚光を浴びているUAV(ドローン)の現場での実情と見えてきた課題を、年間100業務2000フライト以上している実績を元にレーザ計測・橋梁点検技術を中心に解説する。そして、現場の実情と世界の技術傾向を踏まえ、今後産業用ドローンがどういった方向性に進み、どういった新たな可能性があるのかを紹介する。
(5) 16:30-17:00 【学会参加報告】
「ISPRS Geospatial Week 2019参加報告」
日本大学 溝口 知広 氏 北海道大学 伊達 宏昭 氏
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【技術懇談会】8/8(木) 18:00-20:00
会場:サッポロビール園(会費4,000円)
講師の方と直接お話しできる機会です.参加希望の場合は事前に申し込み用紙にてお申し込みください.
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【第2日目】8/9(金) 9:20-12:15
(1) 9:20-10:00 【講演5】
「グリーンレーザドローンの紹介」株式会社パスコ 間野 耕司 氏
パスコでは、これまで水陸の地形形状を面的に計測できるグリーンレーザドローンを河川管理に適用する取り組みを実施してきた。その取り組みでの計測事例や、グリーンレーザドローンの適用により期待できる効果について紹介する。
(2) 10:00-10:40 【講演6】
「さんりく復興地域、自然景観、文化遺産の3D計測と
その活用」岩手県立大学 土井 章男 氏,高 志毅 氏
2D図面を中心としたデジタル化では分かり易く情報を伝えることが困難であり、正確なデジタルデータの保存も不十分である。そこで、我々は3Dモデルの有効性を示すために、さんりく復興地域を中心とした3D計測とその活用事例を紹介する。
本プロジェクトは6年以上継続しており、3D計測されたのは、さんりく復興地域(大槌町、宮古市、陸前高田市)、自然景観(三王岩、浄土ヶ浜)、文化遺産(南昌荘、旧南部氏別邸、水沢天文台、奥州宇宙鵜遊学館、木村ひさし記念館、平泉中尊寺、江戸後期の浄瑠璃人形、県内で出土された縄文土器)などがあり、住民説明会や展示会での3Dモデルのデモンストレーション、3Dプリンタによる造形・展示、3Dモデルからの図面作成などが行われている。
(3) 10:55-11:35 【講演7】
「マルチドローンによる大規模地形モデリングと自動飛行撮影」
公立はこだて未来大学 鈴木 恵二 氏
大沼,恵山地区さらにはインドネシア,バリ島の湾岸をドローンを使って3Dモデルを作成する機会を得た.主に,SFMに用いるためのドローン空撮に関する工夫点,失敗など撮影経緯を中心に報告させていただく.
(4) 11:35-12:15 【講演8】
「地形データをポリゴン(TIN)で評価・解析する研究」
理化学研究所 宮部 昇一 氏
ドローンやレーザ測量から得られた、色やテクスチャの付きの3次元地形のポリゴン(TIN)データ処理の研究成果を市販のソフトに実装した。研究の背景や、ポリゴンデータを活用することのメリットを適用事例を交えて紹介する。
詳細は下記アドレスをご参照ください
令和 2 年環境研究総合推進費【1-2004】一般公開講演会
【開催趣旨】
令和 2 年 7 月豪雨が九州から東北にかけて,各地方に甚大な被害もたらしました.近年,豪雨災害は,頻
度も高く,規模も大きくなっております.被災された方には心よりお見舞い申し上げます.
災害の早期復旧・復興の大きな妨げになるのは,多くの種類の廃棄物が混合された状態で大量に発生する
災害廃棄物です.この廃棄物を効率よく処理するための指針が「災害廃棄物処理計画・処理実行計画」です.
しかし計画策定は,地方自治体に任されており,現在,災害廃棄物処理計画の策定率はそれほど高くなく,
特に中小規模の地方自治体では整備が遅れています.
そこで,環境研究総合推進費【1-2004】研究グループは,市民,担当者との対話を通じて,実効性の高い
処理計画・処理実行計画の策定に資する自動作成支援システムの開発を目指しております.
今回,研究概要を説明した後,本研究のキーワードが「災害廃棄物処理における AI 活用」であることか
ら,AI の専門家である矢吹信喜氏(大阪大学教授・本研究分担者)による「AI と土木―入門から将来展望
まで」と題した特別講演を企画いたしました.是非,ご参加頂き,AI が土木分野にどう活用されているの
か,また災害廃棄物処理に関するさまざまなご意見・ご希望も頂戴できたら幸いです.
【プログラム】
1 開会・趣旨説明 大塚義一((株)奥村組)
2 AI 等の利活用による災害廃棄物処理の円滑化
中野正樹(名古屋大学)
3 特別講演 AI と土木―入門から将来展望まで
矢吹信喜(大阪大学)
4 全体質疑
【申込方法】
必ず事前にお申込みください。①右下のQRコードより申込フォームにアクセス
して頂くか、②以下に示す申し込み先にお名前,ご所属,E-mail アドレスを送付
する,のいずれかでお申込みください。
【お問合せと期限】
E-mail:mkatoh@meiji.ac.jp, 044-934-7101(明治大学:加藤雅彦)
申込期限:2020 年 10 月 8 日
※なお,本シンポジウムは,令和2年度環境研究総合推進費 (課題番号:1-2004) 「AI
等の活用による災害廃棄物処理プロセスの最適化と処理計画・実行計画の作成支援システムの構築」の支援を受
けたものです。(広報用 HP:http://www.soil.civil.nagoya-u.ac.jp/geo_mech/suishinihi/index.html).
koho
建設産業界にとって、3次元情報の活用は生産性向上の手段とともに、働き方を変革するきっかけにもなろうとしています。国土交通省が先導するBIM/CIMの取り組みは将来の建設産業が向かうべき方向性を指し示しています。WEB講演会「BIM/CIM LIVE」では発注者(国土交通省)、設計者(建設コンサルタント)、施工者(建設会社)、さらにはシステムベンダーなどにも登壇いただき、3次元情報の利活用によって設計や施工のあり方がどう変わり、それによって建設生産のあり方がどう深化していくかを、浮き彫りにしたいと考えています。
現在のコロナ禍の状況を踏まえ、WEB講演の形式を採用し、YouTubeを活用して広く建設産業界に発信していきます。BIM/CIMを積極的に社内展開している企業の方々だけでなく、これからBIM/CIMに取り組もうと考えている企業の方々、さらには都道府県など発注者の方々にもぜひご覧頂ければ幸いです。
11月26日午後1時30分 参加無料/定員1000人/HPで受付
タイトル: | BIM/CIM LIVE 2020 第3回 |
主 催: | 株式会社日刊建設通信新聞社 |
共 催: |
公益財団法人 土木学会土木情報学委員会 施工情報自動処理研究小委員会、NPO法人グリーンアース、一般社団法人 北海道産学官研究フォーラム |
後 援: |
国土交通省、一般社団法人日本建設業連合会、一般財団法人日本建設情報総合センター、一般社団法人建設コンサルタンツ協会 |
協 賛: |
オートデスク株式会社、株式会社フォーラムエイト、ダッソー・システムズ株式会社、日本オラクル株式会社、応用技術株式会社、株式会社大塚商会、株式会社建設システム |
土木学会CPDプログラム(予定)
※ 土木学会の認定であり、他団体における扱いは、登録先の団体にご確認頂く必要があります。特にWEBセミナーに関しては考え方(認定の可否・単位数)が異なることが予想されます。
また、「建設系CPD協議会加盟団体主催CPD申請書・受講証明書」の発行にあたっては、内容に関する感想・意見を記述したアンケートの提出が必要となります。
あらかじめご了承ください。
時間 |
内容 |
講演者 |
|
13:30~13:35 |
5分 |
開会挨拶 | 株式会社日刊建設通信新聞社 関西支社長 西原 一仁 |
13:35~14:20 |
45分 |
国土交通省BIM/CIM動向 | 国土交通省 中国地方整備局 岡山国道事務所 工務課長 庄司 彰 様
大日本コンサルタント(株)中国支店 技術室 室長 松尾 聡一郎 様 日本ファブテック(株)橋梁事業本部 設計統括 三宅 隆文 様 |
14:20~14:40 |
20分 |
協賛企業による最新情報(1) | 株式会社フォーラムエイト |
14:40~15:10 |
30分 |
JACIC‘i-Con’チャレンジ戦略(ICT活用による新現場力の構築 第二回) | 一般財団法人 日本建設情報総合センター 理事 尾澤 卓思 様 |
15:10~15:30 |
20分 |
協賛企業による最新情報(2) | 日本オラクル株式会社 |
15:30~15:45 |
15分 |
休憩 | |
15:45~16:05 |
20分 |
協賛企業による最新情報(3) | オートデスク株式会社 |
16:05~16:45 |
40分 |
BIM/CIMの定着に向けての人材育成 | 名古屋工業大学大学院 工学研究科教授 秀島 栄三 様 |
16:45~17:05 |
20分 |
協賛企業による最新情報(4) | ダッソー・システムズ株式会社 |
17:05~17:35 |
30分 |
奥村組におけるPRISM取組み事例紹介 | 株式会社奥村組 ICT統括センター イノベーション部 DX推進課 藤本 情志 様 |
※ 時間は若干ずれる場合があります。あらかじめご容赦下さい。
申込サイト | https://www.event-form.jp/event/10022/bimcimlive202010
|
日刊建設通信新聞社(http://ma.imsys.jp/r/1375332?m=44198&c=10072269)
主催のもと、国土交通省が先導するBIM/CIMの最前線を通し、
建設産業が進むべき3次元データ活用の方向性を探るウェブ講演
『BIM/CIM LIVE』が開催されます。
※ 第5回は6月25日午後1時から、YouTubeにて無料配信されます。
【開催日時】(第5回目):2021年6月25日(金):13:00 – 18:00
【講演形態】YouTube により配信(※無料)
【申込方法】以下サイトよりお申込み下さい。
https://www.event-form.jp/event/18353/bimcimlive05
【講演内容】
● 13:00~13:05:開会挨拶
株式会社日刊建設通信新聞社 関西支社長 西原 一仁 様
● 13:05~13:45:BIM/CIMに関する基準要領について
国土交通省 大臣官房技術調査課 課長補佐 榮西 巨朗 様
● 13:45~14:05: 株式会社建設システム 講演
● 14:05~14:35: 国土交通省 PRISM 事例 ( 内容調整中 )
● 14:35~14:55: 福井コンピュータ株式会社 講演
● 14:55~15:20: 土木学会 土木情報学委員会の取組
3D Annotated Model 研究小委員会 様
お茶の水女子大学 サイエンスコミュニケーション団体
おちゃっこLab. 様
● 15:20~15:40: オートデスク株式会社 講演
● 15:40~15:55: 国土交通省 PRISM 事例( 内容調整中 )
● 15:55~16:15: 株式会社フォーラムエイト 講演
● 16:15~16:45: 地元企業が無人化施工~3つの課題と10の対策~
株式会社吉川組 満尾 裕也 様
● 16:45~17:05: ダッソー・システムズ株式会社 講演
● 17:05~17:35: なぜ BIM / CIM が普及しないのか
名古屋工業大学 大学院 工学研究科 教授 秀島 栄三 様
● 17:35~17:55: 日本オラクル株式会社 講演
● 17:55~18:00:閉会挨拶:BIM / CIM LIVE 運営事務局
【 主催 】株式会社日刊建設通信新聞社
【 共催 】土木学会土木情報学委員会 施工情報自動処理研究小委員会
NPO法人グリーンアース、一般社団法人北海道産学官研究フォーラム
【 後援 】国土交通省、一般社団法人日本建設業連合会
(一財)日本建設情報総合センター ・ (一社)建設コンサルタンツ協会
【 協賛 】オートデスク株式会社、株式会社フォーラムエイト
ダッソー・システムズ株式会社、日本オラクル株式会社
株式会社建設システム 、福井コンピュータ株式会社
応用技術株式会社、株式会社大塚商会